「しまわなくていいアクセサリー」
― 暮らしに、咲き続ける存在として ―
∗atelier eni∗ の作品は、
「身につけるもの」でありながら、
それだけにとどまらない存在として考えています。
使っていない時間も、
そっと暮らしの中に在り続けること。
一輪挿しに挿して玄関に。
棚の上に、そっと置いてもいい。
しまい込むのではなく、
そこに在るだけで、
空間の一部として静かに咲いている。
そんな在り方を、大切にしています。
朝、家を出る前。
ふと目に入ったその流れで、
さっと手に取って身につける。
ケースを開ける必要もなく、
選び直す時間もいらない。
暮らしの中に自然に溶け込むような、
無理のない動線。
飾ることと、身につけることが、
ゆるやかに繋がっている状態です。
特別なお手入れもいらず、
お花の少ない季節にも、
季節を問わずに咲き続ける草花。
水を替えることもなく、
枯れることもなく、
ただ静かに、そこに在り続けます。
トレーの上に、そっと置いておくだけでも、
小さなオブジェのように…。
額や刺繍枠に布を張って挿せば、
ブローチがそのまま、
立体的なアートのように広がります。
見せるためのものとしてだけでなく、
手に取った方自身が、
その時間ごと楽しめる存在として。
美術作品のように、
特別に扱う必要はありません。
でも、消耗していくものでもない。
日常の中で、
同じ高さで呼吸をするように在る、
アートのようなアクセサリー。
付けてもいいし、
今日は付けずにただ置いて。
置いてあるだけなのに、
まるでアートのように。
その自由さも含めて、
∗atelier eni∗の草花の在り方です。
また、
ワイヤーを縫い込んだ立体刺繍は、
花も葉も、茎も、
その日の気分で少しずつ動かすことができます。
同じ形のまま使い続けるのではなく、
暮らしや装いに合わせて、
変化していくことを前提としたカタチ。
季節で咲き方を変えるのも素敵。
手に取ってくださった方の中で、
その人だけの咲き方を見つけていただけたら
とても嬉しく思います。
そんな余白も、
この作品の一部だと考えています。
特別な日のためだけではなく、
何気ない日常の中にも。
身につけている時間だけでなく、
ふと目に入る時間にも。
そっと寄り添いながら、
静かに咲き続ける存在として。
∗atelier eni∗ は、
アートと暮らしの中間にある、
そんな場所に咲くアクセサリーを
これからも仕立てていきたいと思っています。

∗atelier eni 150∗
﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍
立体手刺繍アクセサリー
atelier eni の作品は
オンラインショップでもご覧いただけます。
刺繍から生まれた草花たちを
お届けしていますꕤ
