「2人展 peni展」
―ふたりの物語―
物語のつづき
先日、
“eni no tobira” の3日間を閉じました。
扉を閉じたその先に見えてきたのは、
また別の物語の景色。
今日は、
6月にひらく二人展
「peni monogatari」
について、
少しだけお話しさせてください。

ふたつの名前が重なる場所
peni。
それは、
ニャームルクロッペの
「pe」
×
∗atelier eni∗ の
「ni」
を重ねて生まれた名前です。
筆を手にする人。
針を手にする人。
同じ北杜市の地で出会い、
はじめはママ友として、
少しずつ言葉を交わしながら
仲良くなっていきました。
見ている景色も。
表現の仕方も。
つくるものも違う。
けれど、
それぞれが自分の表現を続けていた先で、
いつしか
「一緒に何かをやってみよう」
そんな話が生まれました。
そうして始まったのが、
peni展です。

第一章 「monotone」

最初の peni 展。
テーマは
「monotone」。
イベントという場所は、
つい彩りを求めたくなるもの。
たくさんの色が並ぶ中で、
目を引く色を選びたくなるもの。
そんな中で私たちが選んだのは、
白と黒で描く世界でした。
それは、
ひとりだったらきっと選ばなかった表現。
けれど、
彼女とだったから挑戦してみたくなったのです。
そして作品を持ち寄った時、
そこに広がっていたのは、
まるで最初からひとつの物語だったかのような景色。
同じものを作ろうとしたわけではないのに。
示し合わせたわけでもないのに。
それぞれの表現を追いかけた先で、
ひとつの世界が出来上がっていました。
あの日、
私たちは初めて確信しました。
違うからこそ生まれる景色があることを…。

第二章 「peni no sekai」

2度目の peni 展。
テーマは
「peni no sekai」。
この時、
お互いのテーマは敢えて示さず
お互いの化学反応を楽しむ事がテーマ。
そして出来上がったのは、
虹色の世界。
×
色のない世界。
一見すると、
やっぱりまたも
真反対の景色。
けれど会場に並んだ作品たちは、
不思議なほど自然に溶け合っていました。
ぶつかるのではなく、
響き合う。
同じではないからこそ生まれる景色。
反対だからこそ見える世界。
それは、
peni展を重ねるたびに感じる
不思議な感覚でした。

第三章 「monogatari」

そして今回。
3度目の peni 展。
三章目となるテーマは、
「monogatari」。
私たちは、
同じ道を歩いてきたわけではありません。
年齢も、
見てきた景色も、
タイプも、
経験してきたことも違います。
けれど、
そんなふたつの物語が出会うことで、
ひとりでは描けなかった景色が生まれる。
ひとりでは綴れなかったページが生まれる。
これまでの2人展がそうだったように、
今回もまた、
私たち自身が想像していない物語が
生まれるのかもしれません。
まだ完成していないからこそ。
私たちもまた、
その続きを楽しみにしています。
あなたが綴るページ

けれど、
この物語は、
私たちだけでは完成しません。
会場に並ぶ作品も。
そこに流れる空気も。
その日生まれる景色も。
訪れてくださる方との出会いによって、
少しずつ形を変えていきます。
どんな景色を見るのか。
どんな想いを重ねるのか。
どんな物語を受け取るのか。
その答えは、
きっとひとりひとり違うもの。
だから今回の主人公は、
私たちではなく、
訪れてくださる皆さまなのかもしれません。
「peni monogatari」は、
あなたと出会うことで完成する物語です。

扉の向こうで
“peni monogatari“
2026.6.26
今回の開催日は、
∗atelier eni∗ が活動を始めて
ちょうど2年となる日。
そんな特別な日に合わせて、
開催日を決めていただきました。
平日の開催となりますが、
お仕事帰りの方にもお立ち寄りいただけるよう、
少しゆっくりとした時間まで扉をひらいています。
違う景色を見てきたふたり。
違う方法で表現を続けてきたふたり。
そんなふたつの世界が重なった時にだけ現れる、
ひとつの景色があります。
それは、
私たちにもまだ見えていない景色。
どんな物語が綴られるのか。
どんなページがひらかれるのか。
どんな景色が生まれるのか。
それは当日まで、
私たちにも分かりません。
ふたりの物語と、
皆さまの物語が重なる一日。
三章目となる1ページを綴りに
どうぞ、
お気軽にいらしてください⚘
扉の先でお待ちしております。

-nyahmullkroppe×∗atelier eni∗-
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