「gin-hare」

ひかりをまとう花
eni の世界に咲く花、
gin-hare。
それは、
光を拒まないけれど、
自ら強く求めるわけでもない花。
ただ、そこに在ることで
ひかりを纏い、静かに舞う。
そんな耳飾りが、生まれました。

銀と透け感の出逢い
hare は、
純銀を加工して作られた銀糸と、
やわらかなオーガンジーの透け感が
出逢うことで生まれました。
銀糸は、どこまでも繊細で
それでいて、芯のある輝きを宿しています。
光が触れた瞬間、
縁に入れた銀糸がきらりと反応し、
そのまわりに、やわらかな影を落とす。
透ける布と、
凛とした銀。
相反するようでいて、
どこか似ているふたつが、
そっと寄り添っています。

定まらないかたち
葉のようでもあり、
花びらのようでもあり、
羽のようでもあり、
蝶のようでもある…。
hare のカタチは、
はっきりとは定まりません。
それはきっと、
「こうあるべき」を持たない花だから。
身につける人の空気を受けて、
その人の物語を受けて、
その日その瞬間の表情へと変わっていく。
決めつけない、
余白のあるモチーフです。

影まで美しいgin-hare。
立体刺繍という息づかい
この花は、立体刺繍の技法で仕立てています。
モチーフ全体にワイヤーを縫い込み、
やわらかなカーブを描くよう、
ひとつひとつ、手で整えています。
ふわりと広げても。
少し閉じ気味にしても。
その日の気分や、
装いの空気に合わせて、
かたちは静かに応えてくれる。
完成された「固定のかたち」ではなく、
身につけることで、
その人とともに完成していく花です。

揺れる、光、余韻
中央には、
ごく繊細なビーズをあしらいました。
動きに合わせて、
ささやかな輝きが揺れます。
歩くたび、
ふと振り向いた瞬間、
風に触れたとき…。
透けるオーガンジーが光を含み、
銀糸がきらりと応え、
その影までもが、やわらかく揺れる。
耳元に残るのは、
主張ではなく、余韻。
それはきっと、
大きな声ではなく、
静かな存在感。

ハレの日に
とても軽やかなつけ心地です。
日常の装いにはもちろん、
卒業や入学などのハレの日にも。
晴れやかな時間に、
そっと寄り添いながら。
主役になるのではなく、
その人の光を引き立てる花として…。

一点ものという出逢い
hare には、
ひとつとして同じ表情はありません。
立体刺繍という特性上、
形や大きさ、ニュアンスには個体差があります。
それは、
未完成という意味ではなく、
それぞれが「唯一」であるということ。
この他にも
銀糸から生まれたginシリーズが
たくさん咲いています。
どうか、
あなただけのモチーフを
見つけてみてください。
それはきっと、
あなたの物語の中で、
静かに咲き続けるはずです。
∗atelier eni∗ online shop -minne-

∗atelier eni 131∗
