「当たり前な毎日に、感謝を」
―今日という名の奇跡に―
有るということ
“有る”ということは、
気づきにくいけれど、
本当は、とても難しいこと。
空気があること。
光が差すこと。
朝が来ること。
それらはあまりにも自然で、
意識しないまま通り過ぎてしまう。
けれど、
“有る”ということ自体が、
すでに奇跡なのだと、
私はときどき思い出します。
なるべく
意識して…。
居るということ
“居る”ということは、
それだけで、尊いこと。
何かができるからでも、
役に立つからでもない。
ただ、ここに在る。
それだけでいい。
それなのに私たちは、
つい自分の価値を
条件付きで測ってしまう。
今日は何ができたか。
誰の役に立ったか。
何を残せたか…。
でも本当は、
生きているというだけで、
もう充分なのだと思う。
有難いということ
“有る”ことが“難しい”。
だからこそ、“有難い”。
無くして初めて
気づくこともある。
当たり前にしてしまったことを、
ふと思い出して、
胸がきゅっとする夜もある。
だから今日、もう一度。
自分のまわりにも、
自分自身にも、
そっと「ありがとう」を…。
当たり前は、ない
当たり前だなんて、
本当はどこにもなくて。
自分のものなんて、
本当は何ひとつ
ないのかもしれない。
出会いも、
時間も、
この体も、
この心も…。
すべては、
預かっているだけ。
そう思うと、
世界の見え方が
少し変わる気がします。
今日という奇跡
それでも今日も、
光が差して、
風が吹いて、
誰かが笑っている。
それは、
決して当然ではなく、
何度も重なった奇跡の上に
成り立っています。
当たり前のように見える
この日常に、
深く、静かな感謝を…。
つながりの中で
たくさんの点と点が
静かに繋がって、線になり、
やがて形を成していく。
出会いも、
別れも、
選択も、
偶然も…。
すべてが重なって、
今日の私がある。
――繋げてくれて、ありがとう。
――繋がってくれて、ありがとう。
この世界に、
この時間に、
この自分に。
私は、
静かに感謝を置いていく。

“enichou”。eni×蝶×イチョウのニュアンスモチーフ。
eni no hanaは、6枚花びらのキセキの花×自由に舞い羽ばたく蝶×揺れるイチョウの葉の耳飾り。
∗atelier eni 101∗

