「ひとつの円」
―陰と陽のあわいで―
境のない場所
夜と朝のあいだ。
世界がまだ眠っているのに、
どこかで小さな光が
息をしていました。
風の向きも、
時間の流れも、
定まらないまま
静かに続いていたのです。
あなたはわたし
悲しみも愛も、
正しさも過ちも、
切り離して見ようとしたものは、
もともとひとつの中にありました。
あなたはわたし。
わたしはあなた。
光が影を生み、
影が光を抱く。
どちらも必要で、
どちらも無いと、
壊れてしまう。
闇の中で見つけたものも、
きっと
同じ輪の内側にある。
そんな気がしていました。
中庸の庭
善と悪の境は
もう曖昧で、
ただ
「在る」ことだけが
真実でした。
赦すでもなく、
拒むでもなく。
触れたものがそのまま、
私の中に溶けていったのです。
予兆
風が花びらを揺らした。
そのひとひらが空へ舞い、
淡い光に包まれて消えていく。
光の中に
虹の気配があった。
きっと、あれは――
愛のカタチ。
優しさのカタチ。
まだ名のない
見たことのない色が、
静かに世界を染め始めていました。
完成しない円
その色は、
強く主張することもなく、
境界を塗り替えることもありませんでした。
ただ、
気づけばそこに在り、
私の輪郭を
そっとなぞっていく…
見たことのない
色のない色。
ひとつの円は、
完成するためにあるのではなく、
巡り続けるために
静かに在り続けていました。
それは、
それぞれの祈りのカタチ…

amuletネックレスの”eni-mori”。
四つ葉のクローバー×てんとう虫。小さな「happy」をぎゅっと詰め込んで、お守り紐で束ねた様な
他にはないカタチのお守りネックレス。
付けたい場所に合わせて、紐はカットしてOKです⌾
∗atelier eni 85∗

