「hane no hana」
―影が咲かせる、透きとおる花 ―
羽のように生まれるもの

そっと触れただけでふわりと揺れる、
薄いオーガンジー。
その透ける質感の中に糸を通すと、
まるで
“空気に触れながら形づくられていく羽”のように、
静かに輪郭が立ち上がっていきます。
光があたれば、影が咲く。
影が寄り添えば、光が浮かぶ。

そんな揺らぎを閉じ込めたのが
“hane no hana”です。

光と影のステッチ
やわらかな布の上で、
糸の軌跡は羽ばたきを描き、
スパンコールやビーズは、
風の粒のようにきらめく。
角度が変わるたび、
色でも光でもない”ニュアンス”が
ふっと立ち上がり、
その人だけの表情を見せてくれる。
表情もそっと変わり、
本当の蝶よりも儚く、
本当の花よりも自由に
その姿を見せてくれます。
あなたが見た角度の数だけ、
世界にひとつの羽の花がそこに咲きます。

形を変えるという自由
ワイヤーを縫い込んだ羽は、
少しだけ広げたり、
動きのある立体にしたり──
その日の気分や装いで、
あなたの手の中で姿を変えます。
平らにすれば静かな佇まいに、
ふわりと動きをつければ、息づく命のように。
“ニュアンスを育てる”という楽しみが
宿るアクセサリーです。

耳にとまる一瞬の奇跡
耳元にそっと添えると、
蝶が羽を休めているようでもあり、
花がこぼれるように
咲いているようでもある。
その曖昧さこそが
hane no hana の魅力。
そこには、
音のない羽ばたきと
言葉にならない祈りが、
静かに重なっています。

あなたの手のひらに
“ひとつとして同じ羽は生まれない”。
だからこそ、
これは世界でたったひとつの
あなたのための花。
大きめのモチーフでありながら、
その軽やかさは羽のよう。
耳元に咲かせても、
小さなオブジェのように飾っても、
そこに落ちる影までが物語になる。
どこにもない、
世界にひとつの揺らぎ。
あなたの気分や時間の流れに合わせて、
今日だけの形を咲かせてください。
ひらり。
花とも蝶ともつかぬその姿が、
あなたの一日へ、
そっと羽音のような光を落としますように…

∗atelier eni 15∗
