「物語の裏側」
―見えないところに置いてきた祈り―
少しだけ、
物語の話に戻らせてください。
あの物語には、
実はひっそりとした
“裏側”があります。
裏設定なんて言うと、
大げさに聞こえるかもしれないけれど…。
私の中では、
ただの遊びではなくて、
ひとつの「確かめ」のようなものでした。
たとえば、
満月のタイミングで
物語が満ちるように重なったり。
気づけば、
大切な節目の数字に
いちばん深い言葉が
重なっていたり。
名前を忍ばせてみたり、
そっと誰かを
登場させてみたり。
誰にも気づかれなくてもいいと思いながら、
でもどこかで、
小さな祈りを置くように
散りばめていました。
正直に言うと、
かなり個人的な感覚です。
自己満足と言われたら、
きっとそうなのだと思います。
それでも私は、
こういう重なりを見つけるたびに、
「ちゃんと歩いてきたんだな」と
思える瞬間がありました。
偶然なのか、
思い込みなのか、
それは今でも分かりません。
でも、
キセキを信じてみたいと思えるだけの
小さな証のようなものが、
そこにはありました。
もし、
いま悩みの中にいる人がいたら…。
これから暗いトンネルに入りそうな
予感の中にいる人がいたら…。
何かを通り抜けて、
抜け殻みたいに感じている人がいたら…。
同じ空の下に、
こんなふうに
手探りで歩いている人間もいるんだなって。
そんなふうに
感じてもらえたらいいなと思って、
物語の中に
いろんな視点を置いてきました。
気づかれなくてもいいし、
分からなくてもいい。
ただどこかで、
誰かの夜の端っこに、
小さく触れていたのなら…。
それだけで、
物語を書いた意味は
あったのかもしれません。
何があっても大丈夫。
最高の伏線になるから…。
手を広げて宇宙に任せて、
ただ、あなたは
あなたでいるために
ありのままを選ぶだけ…。
そのままのあなたに、
そっと寄り添うものとして。
∗atelier eni∗では、
あなたのままで、
似合うアクセサリーを咲かせています。

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