「光、海へ還る」
―やわらかく滲むグラデーション ―
灯のめぐり
燈(ともしび)を分け合うたびに、
自分の中にあった境界が、
静かにほどけていくのを感じていた。
守ってきた輪郭も、
握りしめていた正しさも、
光に触れるたび、
やわらかく滲んでいく。
∗atelier eni∗ の世界は
遠くにあるものではなく、
はじめから私の内側に
根付いていたのだと気づく。
現実と想いのあいだ。
その境目は線ではなく、
溶け合いながら広がっていく
グラデーションでした。
海の記憶
数字の秘密に隠された道の軌跡が、
祈りのように光を放っていました。
これまでの痛みも、迷いも、
小さな歓びも、
すべてはこの瞬間へと続いていた。
散らばっていた点と点が
ゆるやかに結ばれ、
ひとつの流れへと溶けていく…。
震えるほどの真理に
触れた気がした。
抗うのではなく、
その流れに身を委ね、
漂いながら辿り着くべき場所へ。
それは、闇へ沈むことではなく、
光へと還っていく感覚だった。
光を抱く海
海の底は、
闇ではなかった。
光は沈まずに、
ただ深く、静かに
抱かれていただけ。
見えなくなっていたのではなく、
奥へ、奥へと
息を潜めていただけ。
気づいたとき、
その光は
やわらかく水面へと滲み出す。
広がる世界
海のように広く、
静かに息づく世界。
潮の満ち引きのように、
記憶と祈りが行き交いながら、
また新しい光を運んでくる。
深く、遠く、果てしなく…。
その奥行きを、
その深みを、
生きる糧に。
ひらかれた光
闇を越えたのではなく、
失ったものを取り戻したのでもなく、
ただ、もともと在った光を
思い出しただけ。
遠回りに見えた道も、
痛みを抱えた時間も、
すべてはこの場所へ還るための
静かな航海だった気がしています。
答えなんて知らない。
正解なんていらない。
意味だなんて、なくてもいい。
光に透けて
影が咲くから…。
還る場所
この場所は、
闇から逃れて辿り着いたのではなく、
光へと還ってきた場所。
つくりあげた世界ではなく、
長い旅を経て思い出した場所。
広がる海の底で、
∗atelier eni∗ の花が
そっと灯を抱いている。
海の底に咲き誇る花を
私はいつか作りたい。
ひらかれた扉
海へ還るように、
この場所へ還ってきた光は、
いま、カタチを持ち始めています。
灯を抱いた花たちは、
オンラインショップという
小さな扉の向こうで、
静かに息をしています。
もし心に触れる光があれば、
そっと覗いてみてください。
あなたの日常へ、
やわらかな灯を運べますように…。
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∗atelier eni 120∗
