「まだ見ぬ春の手前で」
―迷いながらも、光を信じて ―
―迷いながらも、光を信じて ―
∗atelier eni∗として活動できるのか――。
何度も自分に問いかけながら、
答えが出せないまま、
季節だけが過ぎていきました。
理想と現実のあいだで、
できない理由ばかりを並べて。
抱えるものが増えるほどに、
新しい一歩は重くなっていく…
「いつか」「そのうち」と言いながら、
心の奥で疼く想いを、
見ないふりをしてきたのです。
その“いつか”が
本当に来るのかも分からないまま、
ただ日々をこなしていくことだけに
必死でした。
それでも、
心の奥のどこかで
確かに光っていた小さな願いだけは、
消えずに静かに息をしていました。
一雫の導き
そんな日々の中で、
静かに差し出された手がありました。
やさしい声や、
何気ないひと言…
それは、
心の奥に落ちた
“一雫”のような種でした。
その一雫が、
固く閉ざされていた
心の土を少しずつやわらかくして、
止まっていた時間を、
静かに動かしはじめたのです。
その一つの種が、
静かに根付き
形にしたいと願ったのです。
「いっぽマルシェ」
その名を聞いた瞬間、
胸の奥に灯りがともりました。
“心の中の小さな想いを、かたちにする”
そんなコンセプトの言葉たちが、
まるで遠い昔から
自分を呼んでいた気がしたのです。
それは、
私にピッタリとしっくりと
ハマってしまったのです。
いっぽ。
たったひと息のようなその音が、
長く息を潜めていた夢を、
そっと目覚めさせました。
春の手前で
今、
もしあなたがまだ見ぬ春の手前で、
立ち止まっているのなら
――焦らなくて大丈夫。
冷たい風の向こうで、
小さな夢の種は
きっと芽吹きを待っています。
心細い夜には、∗atelier eni∗の花たちを
思い出してください。
彼らは、迷いの中で咲く“希望”の証だから。
夢の種は、
あなたの中にも静かに息づいています。
その芽は、焦らず、比べず、
春に触れるその日を待ちながら――
やがて、その時がきたら
きっとあなただけの色で花開くと思います。
花開くときを待つ心に、
そっと寄り添える草花があれば
嬉しく思います。
お時間が許す様なら
∗atelier eni∗の小さなアトリエを
覗いてみてください。
今のあなたの季節に咲く一輪を
見付けに来てください。
▶︎∗atelier eni∗のギャラリー(minne)はこちら

こちらは、立体刺繍ではないタイプ。
”petit flower”小さなかわいいお花です⚘
こちらの様に、minne・Creemanに並べていない作品もあります。
まだ並べていない草花たちについては、コンタクトページやInstagramのDMよりお声がけください。
あなたの季節に合う一輪を、一緒にお探しします。
∗atelier eni 22∗

